竜泉寺の湯 横濱スパヒルズレビュー|シングル水風呂×灼熱ロウリュが魅力の“走ってととのう”巨大スパ
横浜の街を抜け、鶴ヶ峰インターを降りて少し走る
と、丘の上に現れる巨大スパ――
それが「竜泉寺の湯 横濱スパヒルズ」。
神奈川でも屈指のスケールを誇る温浴施設で、
天然温泉に炭酸泉、岩盤浴、そしてサウナ好きが唸る
仕掛けがぎっしり詰まっています。
この施設がサウナーに愛される理由は、
なんといっても“攻めの熱”。
灼熱のオートロウリュが吹き荒れるメインサウナ、
静寂の中で呼吸を整えられる瞑想サウナ、
そして神奈川ではめずらしい「シングル水風呂」。
ととのいスペースも
屋内外にたっぷり用意されていて、
風・光・静けさ、すべてが整う環境です。
今回は、そんな「竜泉寺の湯 横濱スパヒルズ」を、
“走ってととのうライダー目線”でレビューしていきます!
熱狂的サウナーも、バイクで寄り道したいライダーも、
きっと惹かれる一軒です。
横スパとは?
横浜スパヒルズとは?
神奈川県横浜市旭区・白根にある
「竜泉寺の湯 横濱スパヒルズ」は、“神奈川最大級”のスケールを誇る
日帰り温浴施設です。
天然温泉・高濃度炭酸泉・多彩なサウナ・岩盤浴・
リラクゼーション・レストラン・ワークスペースなどが揃い、
まるで「一日中いられる温泉テーマパーク」のような充実度を誇ります。
2019年に大規模リニューアルが行われ、
和モダンを基調とした上質な空間に。
地下2,000mから湧き出すナトリウム-
塩化物泉の天然温泉をはじめ、
人気の「高濃度炭酸泉」や「うたた寝湯」、
外気を感じながら湯めぐりできる露天エリアなど、
15種類以上の浴槽が楽しめます。
料金|クーポンを利用して安く済ませよう!
現在、ニフティ温泉でのクーポンがあります。
平日のタオル付きの入館料が安くなったり、岩盤浴利用が
お得にできちゃうチャンスです。
気になった人は以下のURLまで!
アクセス
車・バイクで行くには、iphoneのマップを使う人は注意しましょう。
住宅街に連れて行かれます。
対処法としては、交差点の”まいばすけっと”にマップを合わせていくと良さそうです。

心配な人は、竜泉寺の湯公式が動画を上げてくれているため、
一度確認すると良いでしょう。
車以外でのアクセス
最寄り駅:『中山駅』『鶴ヶ峰駅』
無料シャトルバスあり
駐輪場は?|駐車場はたくさんあります。

駐輪場は広大で、たくさん止められます!
ここは2Fの駐輪場ですが、1Fにもあるそうです。
混雑状況
僕は当施設に3回訪れましたが、基本的に混んでいます。
特に夜19時以降はととのい椅子がなくなるくらい混んでいます。
どの曜日も昼間は比較的ゆっくり過ごせます。
サウナイキタイによるとやはり平日でも夕方利用客が多いようです。
特に土日だと注意が必要です。
基本情報まとめ
- 住所:〒241-0005 神奈川県横浜市旭区白根8丁目8
- 営業時間:全日 6:00~25:00 *最終受付24:30まで
- 値段:平日 880円〜 土日祝 980円〜 *朝風呂の値段は-100円
- 駐車場:あり
サウナ室の様子|サウナ・静寂、贅沢空間
サウナ室が2つあります。
それぞれ特徴が異なり、違う刺激を浴びることができます。
サウナ室①黄土サウナ
横濱スパヒルズのメインサウナ「黄土サウナ」は、
広々とした空間に3段構造のベンチを備えた大型サウナ。
壁面・床には熱伝導性の高い黄土タイルを使用し、
遠赤外線による深部加熱としっとりした
湿度を両立しています。
最大の特徴は、30分おきに作動する
オートロウリュ(通称“バズーカロウリュ”)。
巨大ストーブ上部から噴射される蒸気と熱風が
一気に室内を包み込み、
体感温度が跳ね上がる瞬間はまさに“灼熱”。
通常時でも温度は約90℃前後、
ロウリュ直後には体感温度約100℃。
サウナ室全体が強烈な熱気に包まれます。
また、テレビが設置されていないため、
静寂の中で熱と向き合えるのも魅力。
広さがあるため混雑時でも比較的入りやすく、
上段に座れば短時間で大量発汗。
「静かに、とことん熱を感じたい」
サウナーにとって理想的な環境です。
サウナ室②mediサウナ
一方、もうひとつの「mediサウナ」は、
照明を落とした瞑想スタイルの小空間。
6〜8人ほどが入れるコンパクトな設計で、
セルフロウリュが可能。
温度はおよそ80〜85℃と穏やかですが、湿度が高く、
アロマ水の香りに包まれながら自分の呼吸に
集中できる“静のサウナ”です。
熱と静寂、集中と解放――
二つのサウナを行き来しながら、
心も身体もととのっていく時間を味わえます。
横スパサウナは熱を感じ、静も感じる。
黄土サウナ(オートロウリュ)
メインの「黄土サウナ」は、
竜泉寺の湯 横濱スパヒルズを象徴する熱の主戦場。
室温は高めで、湿度もしっかり保たれており、
入った瞬間に体全体が包まれるような
熱気を感じます。
30分ごとに発動する“バズーカロウリュ”によって
一気に体感温度が上昇。
まるで熱波を浴びているような刺激で、
思わず息を整えたくなるほどの強烈なアツさです。
テレビがなく、静寂の中で熱と向き合えるのも魅力。
サウナ室自体は広く、多少の混雑時でも
並ばず入れることが多い印象です。
上段に座ると体感は一気に跳ね上がり、
まさに“気合いのポジション”。
短時間で心拍を上げて、一気に汗をかきたい人には
最高の環境です。
mediサウナ(瞑想サウナ・セルフロウリュ)
もうひとつの「mediサウナ」は、対照的に“静”を感じる空間。
照明はかなり落とされ、6人ほどが入れる小さめのサウナ室。
セルフロウリュが可能で、自分のペースで熱を調整できます。
温度はそれほど高くないものの、湿度と香りが
心地よく、自分と向き合う時間にぴったり。
他人の声や音が気にならない“瞑想型サウナ”として
完成度が高く、心を静めたいときに最適です。
サウナハットを深くかぶり、目を閉じて
じっくり呼吸すれば、日常の疲れやざわつきが
自然と薄れていく――そんな感覚を味わえます。
水風呂|動線◎ シングルでキマる
水風呂の特徴
竜泉寺の湯 横濱スパヒルズの水風呂は、
神奈川県内でも珍しい「シングル水風呂」を
備えた構成が特徴。
メインの黄土サウナを出てすぐの場所に、
通常の水風呂(約15〜17℃)とシングル水風呂(9℃以下)
の2種類が並びます。
シングル水風呂は、サウナー向けに
新たに導入されたものです。
小ぶりな一人用の浴槽で、
頭まで潜れるほどの深さがあります。
その隣にある通常の水風呂は広めで、
複数人が同時に入浴可能。
冷却の効きが良く、常にしっかりとした
冷たさを感じられるのが特徴です。
いずれも水質はやわらかく、
サウナ室からの導線もスムーズ。
外気浴スペースまではすぐの距離にあります。
冷冷交代浴が自然に楽しめるよう計算された導線で、
サウナーの“欲しい”が詰まった設計です。
感想|動線 シンプルが良い水風呂
「シングル水風呂」と聞いて、
最初は少し身構えました。
実際、利用している人は季節柄もあってかごく少数。
けれど――ひとたび入れば、
その“効き”に衝撃を受けます。
足先から一瞬で冷気が走り抜け、
肌がビリッとするほどの強烈な刺激。
しかし、冷たさに慣れてくると不思議な
ほど気持ちよく、
まるで全身の血管が一斉に開いていくような
感覚に包まれます。
通常の水風呂も十分に冷たいため、
シングルから出たあとの“ぬるさ”はほとんど
感じません。
むしろその温度差が絶妙で、
サウナ→シングル→通常水風呂→外気浴
という流れが完璧にハマる。
まさに“冷冷交代浴の極み”を体感できる瞬間です。
シングル特有のキンとした刺激を味わいながら、
呼吸を整えて外気に出る――
この瞬間こそが、横濱スパヒルズ最大の醍醐味
だと感じました。
ととのいスペース|難民ゼロへ。30台以上の椅子が水風呂の後に待っている
ととのいスペースの特徴
竜泉寺の湯 横濱スパヒルズの外気浴エリアは、
露天風呂スペースの一角に広く設けられています。
男女ともにデッキチェア・リクライニングチェア・ととのい椅子
が豊富に配置されており、
内湯側・露天側のどちらにも休憩ポイントが
設けられています。
ととのい椅子の数は神奈川県内でもトップクラス。
「座れない」ということがほぼないほどの数が
確保されており、
サウナ→水風呂→外気浴
の導線が非常にスムーズです。
また、衛生面への配慮も行き届いており、
利用者が気持ちよく使えるように工夫されています。
夜間にはライトアップ演出もあり、
柔らかな照明が湯気を照らし出す幻想的な雰囲気に。
外気の流れも程よく、
季節を問わず快適に“ととのう”ことができる設計です。
⚠️来場者数に対して椅子が少ないことがおおい。⚠️
先述の通り、夕方〜夜間は混雑しやすい時間帯です。
椅子の数は多いものの、来館者数がそれを上回ることもあり、
常に快適に利用できるとは限りません。
感想|
竜泉寺の湯の“ととのいスペース”は、とにかく数が多い。
チェアやベンチがしっかり配置されていて、
サウナ後に座る場所を探してウロウロすることが
ほとんどありません。
設備そのものは特別豪華
というわけではありませんが、
見上げれば開けた空が広がり、
ゆっくりと風を感じながら整うことができます。
夜になるとライトアップが優しく光り、
湯気の向こうに浮かぶその光景はなんとも幻想的。
昼の爽快さとはまた違う“静かな整い時間”が
楽しめます。
また、衛生面への配慮が行き届いているのも印象的。
桶や荷物を置けるスペースが多く、
ひとり一人が自分のペースでリラックス
できるよう設計されています。
サウナで熱を浴び、水風呂で冷やし、
そして風と光に包まれて整う――
その流れの締めくくりにふさわしい、
理想的なととのい空間でした。
他の施設は?|岩盤浴・食事処等

岩盤浴を利用する人は、専用リラクゼーションエリア「Forest Villa」を利用できます。
漫画や雑誌が1万冊以上そろっており、リクライニングチェアやワークスペースも完備。
一日ゆったりと過ごせる快適な空間です。

向かいには、天井が高く開放感あふれる食事処「湯あがりキッチン 一休」。
館内着のまま立ち寄れて、サウナ後に飲むオロポが身体に染み渡りました。

車・バイク・旅中立ち寄りの魅力
国道16号線からすぐの立地で、
アクセスの良さは抜群。
街中を抜けるルートではあるものの、
道幅も広く、バイクも車も走りやすい印象です。
ただし、週末や昼前後は道路も施設も混雑しやすく、
特に駐車・入館待ちが発生することもあります。
そのため、ツーリングの帰り道や、
午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめ。
駐輪場はとても広く、
バイクを安心して停められるのは大きなポイント。
停める場所に迷うこともなく、
走ったあとにそのまま汗を流せる快適さがあります。
ただし夕方以降はかなり混み合うため、
時間に余裕を持って動くとよいでしょう。
結論としては――
「特に予定のない休日、朝からゆっくりお風呂に入りたい日にぴったりの施設」です。
朝からバイクを走らせて寄り道ついでにサウナにいく。
そんな流れができる施設でした。
まとめ|横浜でサウナ・温泉・岩盤浴を楽しむなら竜泉寺の湯 横濱スパヒルズ
サウナーの理想を詰め込んだ大型スパであり、
高温サウナ×シングル水風呂×外気浴という“整う三拍子”が揃います。
駐輪場完備でバイクでも立ち寄りやすく、
ツーリング帰りのリフレッシュにも最適。
休日の朝、走って・ととのう——
横スパは、ライダーとサウナーの“理想の交差点”です。







