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【PT参考書おすすめ】5年目PTが1年目に読みたかった本

taitai-trainee

こんにちは、現在5年目のPTで整形クリニック
に在籍しているたいたいです。
今回は、僕が1年目だったらまずコレを読む!
という本を紹介していきます。

1年目の整形外科領域で

  • どういう風に治せばよいかわからない
  • 評価の方法が学校で習ったもの以外で思いつかない

そんなあなたにおすすめする本です。

是非最後までご覧ください!

まずコレを読もう。

結論から話します。
この3種類を読みましょう
→林先生の運動器疾患の機能解剖学に基づく評価と解釈

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→運動療法のための機能解剖学的触診技術
→整形外科徒手検査法

なぜこれらを読むべきか解説しますね。

機能解剖がすべての始まり

機能解剖が分かっていないと、
どこを自分が触っているのか。
この筋は触れるけど、どういう風に痛み・関節可動域障害が起きているか
分からない事が多いです。

つまり、
痛みが主訴の患者さんに対して、
ただ揉んで・ROMを出して
という事になっている

ずっと暗闇のトンネルの中で
ゴールを探しているような感じです。

先ず自分がどうやって治すより
“どこ”を治すべきなのか
ここをしっかりと考える必要があるのです。

なので、
楽をせず、まずはしっかりと機能解剖という
基礎を作ると良いと思います。

ここで、僕が尊敬している
園部先生の言葉を借りると

どこが痛いのかが分かって、
何かの操作で痛みが軽減すれば、
やる事が見えてくる。
つまりアイデアが出てくる

これが僕らが学生時代から口酸っぱく言われている
仮説・検証作業、臨床推論ということなんです。

触診して組織の走行をイメージする

臨床において、
理学療法士は必須な触診。
めちゃくちゃ大事です。

学校で触診の授業はすると思いますが、
授業で健常者に対して触診する事と
患者さんの体を触診して治療する事は
全く違うと感じます。

それは、なぜかというと、
患者さんは健常者よりかなり触りにくい。
からです。

触りやすくするためにも
なにも資料などを見ずにイメージできる事
これが必要です。

数年経験がある療法士でも、
表層解剖をすべてイメージ出来ている
人は少ないと思います。

例えば、
鵞足の走行・坐骨神経の分岐・下腿筋の層など
頭の中にパッと浮かびますか?

これらを
すべてイメージでき、触れる人は
意外と少ないんじゃないかなと思います。

なので、重ねてになりますが、
基礎固め
これが必要となると感じています。

まとめ

僕は臨床で先輩が考えている事は
かなり難しい事なんだと考えてしまって、
難しい運動学の参考書や
かなり進んだ内容のもの(入谷式インソール)
などの本を読んでいました。

結果えられたのは、
理学療法ってむずくてやだな
という気持ちでした。

そして毎月の症例発表があり、
本当にやめようかなと思った時が
なんどもありました。

でも、ここ1年くらい
園部先生や他の先生方の講義を見ると
本当にシンプルに考えていると気づきました。

ここで僕のパラダイムシフトがあり、
シンプルな構造で考える方が
スムーズに進むし、楽しい事に気づきました。

先ず僕らに必要なのは、
治療技術よりも評価技術です。

どうやって治すのかがわかっていても
”どこ”を治すのかがわからないと、
”治療”ターゲットが絞れない。

先ずは“どこ”が分かるように
勉強していったら
良いかと思います!!

参考にしていただけると幸いです!!



たいたい
たいたい
5年目整形クリニック
理学療法士
神奈川県在住の5年目理学療法士です。総合病院勤務→整形外科クリニック
若手PTに役立つ情報を発信していきます!
・筋トレ大好き
・週1回サウナに通う
・大手フィットネスジムにてインストラクター・パーソナルトレーナーを経験
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