【膝関節治療に悩んでいる方必見】変形性膝関節症 参考書 本2選
こんにちは。
5年目理学療法士のたいたいです。
あなたは臨床で、
- 膝の患者さんを診ているけど何を見たらいいのかわからない。
- 評価しているけど、触診とROMだけになっている…
など悩みがありますよね。
僕も膝関節の治療は
臨床のはじめに見るような部位ですが
何したらいいかわからない事が多くありました。
目の前の患者さんをよくするため、
こうやってウェブで検索している
そして、膝の患者さんを
良くするために本を探されていると思います。
そんなあなたに、
僕が本当にためになった本、
僕が臨床で今も使っている本を
教えますね!
最後までぜひご覧ください!
結論から
コレをおすすめします!
①園部俊晴の臨床『膝関節』はなぜおすすめなのか
5年目理学療法士がおすすめな本は、
僕が尊敬する、園部先生が書いた
園部俊晴臨床シリーズの1冊です。
まずこの本は、
触診の仕方、圧痛の取り方・好発部位
そして力学的な原因まで網羅しています。
そして膝関節の評価も
しっかり記載しています。
特に僕がいいなと感じた点は、
機能解剖はもちろん書かれている点もですが、
力学的な部分も書いていることです。
例えば、
あなたの患者さんで
鵞足に圧痛があるとします。
薄筋のストレッチをして、
滑走させて、下腿を内旋して、
と局所的な理学療法を行いますよね。
でも動き自体を変えないと、
また再発する事は目に見えていますよね。
僕らがやらなければいけないのは
患者さんに痛み再発させないような
力学的な治療を行う事です。
その力学的なアプローチが記載されています。
そういう本はなかなか見られないのです。
(あっても何冊もわたって見なければいけないことが多い)
なので、勉強し始めに買うなら
この本と思っております。
②変形性膝関節症の保存療法
この本は、
山田英司先生が書いた本です。
2021年に亡くなってしまいましたが、
変形性膝関節症の保存的治療に
とても精通しており、
膝OAの膨大な数のデータや知見を
検証してきたセラピストです。
特に、歩行の運動力学に関して
書かれていた項目では、
山田先生が生涯をかけて
編み出した膝が痛くなる歩行の原因に
ついて記載されています。
生涯をかけてです。
それを数千円で学べる事は
もう最高ですね。
また、膝OAは変形が進行すると
軟骨がすり減って痛い
という世間一般の常識がありますが、
これが間違いと教えてくれていたのは
この本です。
関節軟骨は血管・神経・リンパが存在せず、
周囲の滑液によって、栄養を供給されています。
このことから、関節軟骨は、痛みを
感じる組織がないと言えます。
多くの場合は
軟骨周囲の軟部組織の炎症や線維化
が痛みを発する原因になっている事
を知れた本でした。
まとめ
この2冊は今後
PTで生きていくには必須の
知識が手に入ると思います。
買っておいて損はないです!!
ぜひ購入を!!
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